製作者 JOHANN ULRICH FICHTL
製作年 1763年
フィッティイング ナツメ
弦 ドミナント
ラベルド品について
製作者、製作年など、ラベルから読み取れる内容の真贋については、保証しかねます。
参考としてお考え下さい。
製作者、楽器について
ヨハン・ウルリッヒ・フィヒトル
1750年から1769年までミッテンヴァルト(ドイツ)で働いていました。
彼は Master luthier でした。
創意工夫が随所に見られる楽器で、セミアマティ風の輪郭が非常に魅力的な楽器です。
彼の特にアッパーの輪郭で洗練されたした形となっています。
中間のアーチ形状も素晴らしく、エッジは薄く丸く仕上げてあります。
スクロールもよくまとまっており、同時代のミッテンヴァルトで作られたものよりもスタイルが非常に優れています。
音色
応答性は非常によく、低音域と高音域で変わりはありません。
倍音よりも基音の音が大きいですが、倍音も豊かに響いています。
OLD楽器特有の豊かな倍音で深みと厚みのある音です。
演奏感
アタックの反応は早いので、弓の返しは手首を使わないと、きれいに音が立ち上がりません。
アップテンポの曲にマッチしていると思います。
また、音程が外れると、きれいに響いていないことがよくわかります。
きちんと音程を取れるようになり、上達が見込めます。
より詳細な情報は、こちらの
サロンサイトで公開しています。